シリーズを通してですが。時代劇みたいな…というセリフも劇中にはありますが、私自身は水戸黄門のような様式美、というか、必殺シリーズに近い感じを受けます。大門先生は必殺ではなく、必ず生かす、必生ですが。（それでも、権力や金を扱う人には「必殺」ですけど。）必殺の中村主水は昼行燈で自由を手に入れていますが、大門先生は、フリーランスで自由にやっている、そういう違いはありますが。そして、割り切り感、目力と笑い。これは共通したものです。BGMは、必殺シリーズを思わせる、そんな感じがします。聞くとワクワクしてきます。時代劇が好きな人（私自身もですが）は、かなり好きになりそうです。この4シリーズの、特にope.6などは、権力ドロドロで、訳ありでオペして（それも「昔からのなじみ」）（すっと見ている人には、うれしい感じです）成功しても、また…と。もう、面白い要素、満載。時代劇って定番化しているものだと思うのですが、このフォーマットって現代ドラマで、定番化が出来そうです。新シリーズ、楽しみです。

適応禁止→禁忌とちがうか？症例の患者＝患者の患者，意味わからん．聞いている者が恥ずかしくなるような変な日本語を使わないで．笑

ドクターX　シリーズ1.及び2は少々脚本に難があるかなと言う気がしますが、シリーズ3では、最終話がびっくりするほど感動的でした。そして、最新のシリーズ4では、今までつっけんどんだった大門未知子が、患者と接する場面が多くなり、心情を伝える何気ない言葉がリアリティがあって、このシリーズ最高の出来だと思います。主演の、米倉涼子はシリーズ1 の時より若くなったように感じます。医療ドラマとして、少々ふざけた所も許せてしまう傑作です。PS:　最終話はドラマと解っていても何か感動します。米倉の目の演技が　　 　素晴らしく且つ､とても綺麗な目です。私生活は私には判りませんが　　　 極めてチャーミングな女優さんだと思います。

流しの外科医のはずなのに常に同じ病院で活躍するのは、腐っているとはいえ東帝大病院にしか彼女の技術を生かせる難しい手術や最先端の医療環境がないからなんでしょうね。そこのところを理解して見るべきだと思います。大きな私立の病院でもいいでしょうけど、ここまで派閥争いをクローズアップさせるためにはやはり大学付属の病院の方が都合が良いからなのでしょう。ope.1（エピソード１）先生たちの顔ぶれが一新された中、加地先生（勝村政信）・蛭間先生（西田敏行）がいる安心感。特に加地先生のタイミングの良い突っ込みが効いてますね。いきなり麻雀に参加させて、前回の登場人物のその後を説明させるのはちょっと笑いましたけど。今後デーモンがピンチの時、加地先生の技術で大門を助けてやるエピソードも少し期待します。また、この回で登場人物の現在の立場や役割がもれなくムラなく理解できるというストーリー展開も素晴らしい。

ここまでまぁ見てきましたが食傷気味。ワンパターンな王道というドラマではありますが主人公の大門があまりに幼稚すぎる。社会性がまったくなく手術の腕前だけは最高級。これサヴァン症候群賛美ストーリーですかね。物語を進める上でオペ>論文（まぁ論文で闘うとかTVお抱えの脚本家には到底無理でしょうが）なのは仕方ありませんが、実際は論文が数十万人を救いオペは一人しか救えないのが現実です。女版ブラックジャックという人もいますが、ブラックジャックは少なくとも最低限の社会性はあり尚且つ組織や他の医師との関係性はきちんと築いており大門のように師匠だけというわけではありません。正直いうとこのキャラクターに対しては「キモチワルイ」という感想しかありませんが、こういう「他人との関係を上手く結べない人」にとってはこのキャラクターは救いであり、こういう単純明快な話は程度の低い方にはウケルという実験として見るとなかなかいい実験だとは思います。

もう飽きてきたというのが正直な所。シーズン３のラストで大門未知子が宇宙に行かず大門病院を作って幕を閉じた方が良かったかな。晶さんを手術したのが凄く良かったのに。それと大門未知子はサヴァン症候群かと思うほど社会性の無さの幼稚性に辟易する。父親を無くして師匠として父親として晶さんを慕うのは分かるけどあそこまで酷いと単なる利用されてるだけの感じがして不愉快になる。そこはお互い上手く利用してるように演出してほしかったかな。まぁでもとても面白くて好きだったけど無理に引っ張るとその価値さえ失われる。退き際って難しいね。それと外国人登用するなら責めて日本語だけにして欲しかった。そこがもう一つの残念なポイントかな。シーズン4も何話か見たけどメンバー変わると感情移入がし難いね。同じ事の繰り返しだろうからもう良いかな。でもシーズン3まではとても良かったです。

コンセプトアーティストという単語を知ったのが最近だったのでどう勉強すればいいか知りたかったけどどうすれば面接で評価されるかやどうすれば良いポートフォリオがつくれるかみたいなことばっかりだった印象もうちょっと経験ある人なら良いかもしれないけどまだ読むの早すぎた感があるしかし真似できるところは何個かあったので読む価値はあったあとコンセプトアーティストの1日とか途中にのってる絵がかっこよくて良かったとりあえずデジタルアーティストが知っておくべきアートの原則読んでみる

コンセプトアートをよく理解できる良書。海外アーティストのインタビューや日本の富安さんの記事はとても興味深かった。技術的なことより、仕事術（履歴書の書き方、キャリアアップのヒント 等）がメインなので、技術面を詳しく知りたい人は注意した方がいいかも。

ボーンデジタルだから期待していたのにアーティスト向けな内容が一切無く、期待はずれでした。コンセプトアーティストになりたい、もしくは腕を磨きたい人は別の本を選んだ方が良いです。

まず翻訳の質が非常に悪い。コンテクストを完全に無視し、Google翻訳にかけたような和文ばかり。文章の脈絡がないどころか、ものによっては意味がわからないものもある。p.155のコンセプトアートの「奥にある青い目のキャラクターはナラティブに貢献し、神秘・緊張・差し迫った対立の感覚を与えます」という説明文手前の存在感のあるメインキャラクターに対し、青い目だけ強く強調されたキャラクターが対立的にメインキャラクターを睨んでいる構図についての説明だが、言いたいことは「奥のキャラクターによって、全体としてストーリー性が生まれている」ということと思われる。contributeを「〜に貢献/寄与する」としか捉えておらず、さらには、無生物主語のまま翻訳しているために違和感のある日本語になっている。自然な和文を目指さない翻訳では困るが、この翻訳版ではそれを諦めているとも取れる文章が非常に目立つ。加えて、中身はポートフォリオや履歴書の作り方に終始していて、あるコンセプトアートがなぜどのように生まれたかの説明が一才ない。